독서노트

世界で一番やさしい資料作りの教科書

No.9 KJH 2020. 9. 8. 10:52

本の内容(あらすじ)

あの鈴川葵が帰ってきた。入社4年目になった彼女は、今度はプレゼンに悩んでいる。職場のコミュニケーションを、資料作りを通して変えていく。コンサルタントの父が授けた「資料作りの7つのStep」「コミュニケーションの3つのお作法」などを実践し、相手に自分の主張を伝える極意を身に付けていく―。一枚ものの資料は3stepで完成。キーメッセージが全ての軸になる…プレゼンが伝わる、手戻り・修正なし。誰にも教わらなかった“伝え方”の鉄則がわかる!若手女子の成長物語から学ぶシリーズ第2弾!!

 

感想 / 本書の学び / 評価(★5満点)

評価:★

 

印象に残った内容(抜粋)

    • 一枚ものの資料作りの3つのSTEP
      • 資料は何かを伝えるためにある
      • だから、伝えたいことが主役であり、図表はおまけ
    • Step1:キーメッセージを資料の一番上に書く
      • キーメッセージは3つの質問で明らかにする
        • これはXXさんに見せる資料ですよね?
        • 結局、この資料で「XX」ってことが伝えたいんですよね?
        • その結果、「XX」と言ってもらえればいいですよね?
    • Step2:ボディーを考える
      • 図表はあくまで補足や脇役と考える
      • 2つの質問で自問自答する
        • キーメッセージに加えて、何があると伝わりやすいか?
        • キーメッセージだけだと、どんな疑問を持たれそうか?
    • Step3:電子化する
      • ボディーの構造が決まるまで、パソコンは立ち上げない
      • 考えは神にまとめて、仕上げはパソコンで
    • レビュー時にMUST指摘と、趣味直しを切り分ける
      • MUSTの指摘:これでは伝わらない。だから書き直さないとマズイ
      • WANTの指摘:伝える上で致命的ではないが、こう直した方がより伝わりやすい
      • 趣味の指摘:伝えることにはほぼ影響しない。ただこう直した方がセンスがいい、自分好み
    • 良い依頼の3つの条件
      • 動作が明確
        • どういう状態になれば「明確になった」と言えるのか?
          • 「体の動かし方」がイメージできること
      • 期限が明確
        • 「いつまでに」やるか、どれくらい「工数」をかけるか、を確認する
      • 目的と背景が明確
        • 目的や背景をしる必要があるのか?
          • 主体的に動くためにも、目的と背景を確認せよ
            上手く伝えられれば、相手のやる気を引き出せる
            「なぜやるのか」を自分の言葉で語れる状態を作る
      • お仕事引き受けスクリプト
        • 目的と背景
          • オープンな聞き方
            • なぜこれが必要なんですか?
            • 何に使うんですか?
          • 仮説を持った聞き方
            • XXのためにこれが必要だという理解であっていますか?
        • 動作
          • オープンな聞き方
            • 具体的にどう動けばいいですか?
          • 仮説を持った聞き方
            • XXして、△した後、○○するイメージで会っていますか?
        • 期限
          • オープン
            • いつまでに、どれくらい時間をかけてやればいいですか?
            • XXまでに、△△時間くらいかけてやるイメージで合っていますか?
        • 話し手側の心得
          • 発言に見出しを付ける
            •  まず、「しようとしていること」を伝える(結論・要点)
              • XXの相談/報告/確認をしたいです
              • XXについて困っていまして、とりあえず話を聞いてもらいたいです
              • 質問です。相談です。確認です。困っています。
          • 語尾をはっきりさせる
            • 発言の語尾を言い切る(日本語は文末で意味が決まる)
              • だと考えています。
              • ということを懸念しています。
              • が問題だと思っています。
              • を変えるべきだと思っています。
          • 質問にストレートに答える
            • まず、質問に答える(言い訳は禁止)
              • Yesです/Noです。
              • 遅れています/予定通りです。
              • 遠慮は無用
        • 聞き手側の心得
          • 発言に見出しをつける
            • ダラダラと話を始めたら・・・話を止めてやさしく確認
          • 語尾をはっきりさせる
            • 語尾がふわふわしていたら・・・その先を促す
          • 質問にストレートに答える
            • 質問に答えてくれなかったら・・・答えだけ求める
              • ストレートに答えると?
              • まず、YesかNoかで答えると、どっち?
        • 「伝わる」資料を組み立てる7つのStep
          • Step1 発散
            • 自分が話したいことを、思いのままに書き出す
          • Step2 主張と要望
            • 言いたいこと+相手にしてほしいことを一言で表現する
              • 主張:要するにXXです。
                     だから
                要望:XXをしてください。
          • Step3 相手の状態
            • コミュニケーションの相手と、その人の状態・状況を明確にする
              • 相手は誰?
              • 何を期待している?
              • 何を知っている?
              • 何を知らない?
              • 何を疑問に思う?
          • Step4 シナリオ
            • Step1で出した情報をスライドごとに内容を分割し、構成を決める
          • Step5 ラフスケッチ
            • パワーポイントに落とし込んだ時のラフスケッチを描く
          • Step6 電子化
            • Step5までの情報を基に、パワーポイントのスライドを作る
          • Step7 レビュー
            • 一晩寝かせ、聞き手の気持ちで読み返して修正する